リバースモーゲージ

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後見利用中のQ&A

更新日時:2009年07月09日はてなに追加MyYahoo!に追加del.icio.usに追加

リバースモーゲージ

カテゴリー:後見利用中Q&A

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質問
リバースモーゲージとは?
回答
 リバースモーゲージとは、高齢者が所有する不動産を担保とし、自治体(社会福祉協議会が窓口となっているところもあります)や、金融機関(以下、金融機関等という。)から毎月の生活資金等の融資を受け、死亡したときに、その担保不動産を売却処分して金融機関等からの借入金を一括返済するという制度です。なお、登記手続きとしては、①代物弁済予約を原因とする所有権移転請求権仮登記と、②債権の範囲を継続的金銭消費貸借契約とする(共同)根抵当権の設定登記をします。
 高齢者の方の財産が不動産に偏っているため、生活資金が不足しているときなどに有用とされています。しかし、利用できる不動産に制限があり、推定相続人全員の同意が必要など条件が厳しいことから、あまり利用されていないのが現状のようです。
 なお、後見人等が、本人の生活費が不足しているため、居住用不動産についてリバースモーゲージを利用するときには、家庭裁判所の許可が必要となります(民法859条の3)。
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